8月の記録的な大雨で大きな被害を受けた金沢競馬場。石川県は年内にも競走馬の避難計画をまとめる考えを示しました。
金沢市の金沢競馬場では、先月の記録的な大雨で敷地全体が浸水し、競走馬およそ600頭が一時、取り残されたほか厩務員などの宿舎、37世帯が床上浸水する被害を受けました。
18日の県議会で自民党の紐野義昭県議は競走馬の避難計画について県の考えをただしました。
これに対し、馳知事は…
馳知事:
「浸水時の馬の避難計画を含めた安全確保対策について馬主や調教師、馬事振興協会の関係者との間で意見交換を進めています。」
これを踏まえ、競馬事業局では年内にも避難計画を策定するということです。
一方、能登の観光支援について馳知事は国の応援割が始まるまでの県独自の支援策として団体客を対象に買い物クーポンを付与し、金沢や南加賀も含めた形で実施する方針を示しました。
能登半島地震を受け、国は復旧状況を見極めた上で旅行代金の最大70パーセントを補助する能登応援割りを始める予定です。
