近年、寒い時期の入浴中の死亡事故が増加しています。入浴中の事故が起こる背景には「ヒートショック」と呼ばれる現象があります。ヒートショックは温度の急な変化がからだに与えるショックのことで、これにより血圧が変動することが入浴中の死亡事故の要因の一つと言われています。このヒートショックですが、身近なところでは、暖かい部屋から寒い部屋への移動による温度差でも生じうる一方、ちょっとした工夫で防げることもわかってきました。
それでは、ヒートショックについてクイズで学んでいきましょう。
テストの結果はいかがでしたか?
寒い季節、高齢者を中心にヒートショックによるリスクにさらされがちです。家の中でのあたたかい温度から寒い温度への急な変化でもヒートショックは生じてしまう一方、「温度差をなくす」「誰かの見守りがある環境で入浴する」など、ちょっとした工夫でヒートショックによる浴室事故等のリスクは減らせます。
高齢者の方は「自分の身を守る」ために、それ以外の方も「自分や家族・知り合いの方を守る」ために、出来ることからヒートショック対策を進めましょう。