足利尊氏(1305年〜1358年)が創建した禅寺
「天龍寺」(1345年完成/世界遺産)。なかでも美しすぎる庭園として有名な「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、夢窓国師(1275年〜1351年)が作庭した日本でも名だたる紅葉スポットです。
「曹源池庭園」は、広大な庭園を歩きながら空間を楽しむ「展開池泉回遊式庭園」で、紅葉時期には曹源池に鮮やかな紅葉が映り込み、言葉を失うほどの美しさ!
また、法堂の天井に描かれた大迫力の「雲龍図」のチェックもお忘れなく。「雲龍図」に描かれた龍は仏教を守護する存在「龍神」としてあがめられ、水を支配することから「火災から守る」という意味が込められたもの。「八方睨みの龍」ともいわれ、見る位置や角度によって龍の動きや表情が変化するように見える重要文化財「雲龍図」も、見どころのひとつです。
そして、院内の京料理店「松籟庵」では、豆腐料理を中心に季節を感じる食材の京料理をリーズナブルな価格で楽しめます。ただし、紅葉シーズンの予約は取りづらいので、早め早めの予約がおすすめです!
天龍寺■所在地/京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場68
■アクセス/【電車】嵯峨野トロッコ列車「トロッコ嵐山」駅から徒歩10分、JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山」駅から徒歩15分、京福嵐山本線「嵐山」駅から徒歩20分
■紅葉見ごろ/時間/11月中旬~12月上旬/8:30〜17:00
紅葉シーズン以外の早朝参拝、庭園参拝についてはHPで確認ください
■料金/庭園(曹源池・百花苑)高校生以上500円 小・中学生300円 未就学児は無料
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)庭園参拝料に300円追加
法堂「雲龍図」特別公開500円(上記通常参拝料とは別)
※詳しくは
天龍寺オフィシャルサイトをご確認ください