およそ1か月に1回の頻度でおこる、金星と細い月の共演。月の暗い側がうっすら見える地球照を伴った細い月と、明るく輝く金星が明け方の空に並ぶ幻想的な光景を楽しみたいですね。レグルスやスピカなど、1等星との接近も見逃せません。最接近をはさんだ前後数日間で、星空が変化していく様子も観測してみましょう。
【9月18日】
最大光度。マイナス4.5等級
※国立天文台では、19日に最大光度、マイナス4.8等級の予測
【10月上旬~中旬】
しし座の1等星レグルスと接近。最接近10日頃
【10月11日】
細い月(月齢26)と接近
【11月10日】
細い月(月齢26)と接近
【11月下旬~12月上旬】
おとめ座の1等星スピカと接近。最接近11月30日頃
【12月10日】
細い月(月齢26)と接近
・参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2023』 アストロアーツ
・参考サイト
アストロアーツ「明けの明星 金星」