平成30年7月豪雨と名付けられた今回の豪雨では、西日本を中心として広い範囲で記録的な大雨に見舞われ、各地で甚大な被害が相次いでいます。雨で地盤が緩んでいる地域や家屋の浸水害等で復旧に時間がかかる地域は、この後も気象情報等や市町村の避難情報等に注意が必要です。
また、梅雨明け後の今は『暑さ対策(熱中症対策)』が必須となります。西日本から東日本にかけて30℃を超える厳しい暑さになる日が多くなり、夜も気温が下がらず熱帯夜が続く可能性があります。復旧作業中や、たくさんの人が集まる避難所などでは、毎日の
熱中症情報をチェックして、普段以上に『熱中症対策』を心がけるようにしてください。
【熱中症の症状】熱中症とは、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。主に、以下のような症状が現れます。
・めまい や 顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん、足がつる(こむら返り)
・からだのだるさ や 吐き気
・異常に汗がでる
・体温が異常に高い
・皮膚が熱く、乾いている
・自力で水分補給ができない
・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
必ずしもすべての症状が出るわけではありません。ひとつでも当てはまる場合は、熱中症の可能性があります。