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    菊・その光と陰の歴史とは? 七十二候「菊花開(きくのはなひらく)」

    公開:2016年10月13日11:00

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    菊・その光と陰の歴史とは? 七十二候「菊花開(きくのはなひらく)」

    めでたい?めでたくない?

    本日10月13日より「寒露」の次候「菊花開(きくのはなひらく)」となります。読んで字の如し、菊の花が咲き始める季節、という意味です。丁度旧暦の重陽の節句(菊の節句)を迎えたばかりの時期。秋の深まりとともに各地で菊の品評会や菊人形展が催され、野辺には野菊も花盛り。ただその一方で、菊というと花屋にはいつでも仏前に供える菊が並んでいて、特段菊に目を引かれる人もいないよう。
    菊はあらゆる植物の中でもっとも高貴で、皇室のシンボル、パスポートや国会議員の議員バッジの意匠になるほどグレードの高い花という位置づけがある一方、陰気臭くてどことなく喜ばしくない花、と言う両極端の印象が共存しているギャップの大きな植物。この季節の明るく高く澄んだ空と、日脚が短くなりひんやりとした日陰の色の濃さのコントラストをまるで象徴しているようです。どうしてこれほどイメージに落差があるのでしょうか。

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    ホシナ コウヤ

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