古くから人間の生活圏の近くに暮らし、いつでも見かける身近な野鳥。中でもスズメ、ハト(ドバト、キジバト)、カラスを「ビッグ3」とすれば、それにつぐ四番手としてムクドリがあげられるでしょう。実際この四種は典型的な「ものさし鳥」として、「スズメより大きい」「ハトと同じくらい」「ムクドリより小さい」など、他の野鳥のスケールを見分ける基準にも使われます。ですが、ムクドリといえば、ビル街や繁華街などの大通りの街路樹に、何千、何万羽という数で集まり、騒音と糞害をもたらすとして嫌われる「害鳥」のイメージが強いのではないでしょうか。「こんな迷惑な鳥いなくなってしまえ」と感じる人も少なくないかもしれません。
では、本当にムクドリがいなくなったらどんなことになるのでしょうか。まずはムクドリってどんな鳥なのか、知ることからはじめてみませんか?
  
  
   
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
         
     
     
     
     
    




