では、そんなダイヤモンドダストの発生条件がそろう場所はどこにあるのでしょうか?
ダイヤモンドダストが見られる場所としては、北海道の内陸部や、本州でも標高の高い場所が知られています。
時期としては、いずれも1月〜2月頃の厳冬期を中心に発生します。また、時間帯としては朝に最もよく見られますが、条件さえそろえば夕方に見られることもあります。
特に代表的なスポットを、最低気温と一緒にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
<代表的なダイヤモンドダストのスポット>◆北海道北海道では、寒さの厳しい内陸部を中心にさまざまな場所でダイヤモンドダストを見ることができます。
・更別村過去最低気温-39.0℃、1月の月平均最低気温-15.4℃
・名寄市過去最低気温-35.7℃、1月の月平均最低気温-14.7℃
・富良野市過去最低気温-34.5℃、1月の月平均最低気温-14.4℃
◆岩手県・岩洞湖(
盛岡市薮川) ※2
過去最低気温-27.6℃、1月の月平均最低気温-13.2℃
◆長野県・霧ヶ峰高原(
諏訪市) ※2
(霧ヶ峰車山山頂)1月の月平均最低気温‐14.8℃(※3)
◆岐阜県・
高山市荘川町六厩(むまや)地区 ※2
過去最低気温-25.4℃、1月の月平均最低気温-11.3℃
もちろん、これら以外の場所でも、条件がそろえば見ることができます。
↓秋田県鹿角市内でダイヤモンドダストが見られた事例
「秋田県でダイヤモンドダスト見られる 秋田県鹿角で氷点下17.7℃」(2023年01月30日)※2 リンク先の天気予報は、市役所付近の予報です。対象地域付近では10℃以上低い気温になることもあります。
※3
霧ヶ峰自然保護センターによる観測値