台風は、8月から9月にかけて多く発生し、過去には処暑の時期に台風による災害が発生しています。
2024年8月27日~9月1日の台風10号西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨。九州では暴風、海上では猛烈なしけや大しけ。宮崎県で突風が複数発生。
2020年9月4日~9月7日の台風10号南西諸島や九州を中心に暴風や大雨。長崎県野母崎で最大瞬間風速59.4メートル。
2018年9月3日~9月5日の台風21号西日本から北日本で暴風。四国や近畿で顕著な高潮。最高潮位は大阪府大阪市で329センチメートル、兵庫県神戸市で233センチメートルなど、過去の最高潮位を超える値を観測。
2011年8月30日~9月5日の台風12号動きの遅い台風12号により、総降水量は紀伊半島を中心に広い範囲で1000ミリを超え、一部の地域では解析雨量で2000ミリ超えるなど記録的な大雨。
処暑の時期は、台風による暴風、大雨だけでなく、秋雨前線が現れて長雨となったり、秋雨前線と台風により大雨をもたらしたりすることもあります。不安定な天候になりやすい時期なので、台風情報や最新の天気予報をこまめに確認すると良いでしょう。
tenki.jpの
2週間天気などで先の予報まで確認し、早めの備えをしてください。
<参考>
国立天文台/暦Wiki
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FBBA8C0E1A4C8A4CFA1A9.html
気象庁/災害をもたらした気象事例
https://www.data.jma.go.jp/stats/data/bosai/report/index_1989.html