春になるにはもう少し時間がかかりそうですが、川沿いには黄色い菜の花が咲き始め、河津桜もそろそろ見頃を迎えます。そんな2月12日は菜の花忌、司馬遼太郎さんの命日です。黄色い花が好きだったことと長編小説『菜の花の沖』を結びつけ、彼の命日を菜の花忌として、毎年「菜の花忌シンポジウム」が開催されてきました。
今年はコロナ禍ということもあり、シンポジウムは中止となりましたが、それぞれが司馬遼太郎さんを偲ぶことはできます。小説が苦手という人も、歴史を楽しみながら物語を楽しめる司馬遼太郎さんの歴史小説。今日は菜の花忌にちなんで、その魅力についてご紹介していきます。
【参考】
第25回菜の花忌シンポジウムについてのお知らせ|司馬遼太郎記念館