教材開発室にて)
平(P)「この部屋は何という部屋ですか?」
山本准教授「こちらは教材開発室と呼んでいます。学校教材を作っている部屋ですね。」
― 9月に行われたLIVE天気予報の準備中の様子をお届けしています。詳しくはtenki.jpの
facebookにて動画アーカイブをチェック!
平(P)「では、北海道大学の教材開発室からお届けします。」
中島「教材…北海道大学…いや!すぐにはできないぞ、天気予報。」
平(P)「いいですよw」
山本准教授「5分くらいでw」
中島「5分も短いですよ!汗)。」
木村「最新の(情報を)聞かないと。」
― Live天気予報も終わり、研究室の説明を聞いています。
山本准教授「この辺で隕石を溶かしたりとか壊したりとかして、色々な成分を抽出して、綺麗にして、測定装置に入れて分析します。あとは色々な解析をするのですけれども、結構手作りの部分が多いので、(機械が)よく壊れるんですね。」
中島「そうなんですか。」
山本准教授「(部屋を)綺麗にしたいんですけど、いつも壊れるのでこんな感じでゴチャゴチャと。毎日直しながら使ってます。」
中島「たしかに。部品がいろんな所にありますね。」
山本准教授「基本、壊れてます(笑)。どこか壊れてる。これは2000℃まで上げられる加熱炉です。これで石ころを溶かしたりとかして、ガスの成分を出したりします。」
中島「何℃くらいで溶けるものなのですか?」
山本准教授「地球(上の)石で、(一番)高いのは、1850℃ですね。それくらいで溶けます。2000℃まで上げられれば、なんとか。」
中島「もう、すべてのものは。」
山本准教授「ほぼすべて溶ける。」
中島「で…?中谷さんの展示というのは…?」
山本准教授「あ、すみませんw ここ全然関係ないw」
中島「ここは関係ない!?」
山本准教授「ここ関係ないですw 全然違うんですねw」
中島「ここじゃないんですね。」
山本准教授「はい。3階にあります。3階まで案内します。」
木村「ここは山本先生の(研究室)?」
山本准教授「そうですね。これ はやぶさ の資料とか。」
中島「えぇ!ちょっと待ってください!(人工衛生の)はやぶさ??」
― プロデューサーの指示により、はやぶさのお話はおあずけに。
中島「『雪は天から送られた手紙である。』これは中谷先生のとても有名な言葉です。気象予報士だったら、ほとんどの方が知っていると思います。」
人工雪成長装置の前)
山本准教授「これが人工雪の成長装置です。下でお湯を沸かして蒸気をあげて、周りが冷えてきますと、兎の毛の所に人工雪が結晶化すると。それを、光を照らしながら向こうで観察すると、どういう条件でどういった結晶ができるか?全部わかるという装置となっております。」
中島「へぇ〜。」
山本准教授「これは模擬装置ですね。」
中島「ちなみに、兎の毛を使ってた理由って何なんですか?」
山本「いろんなものを使って、どういう所に人工雪の核が出来るか、結晶が出来るか試したところ、兎の毛が一番良かったということで、使い続けてると思うんですね。」
中島「核なんですね。」
山本准教授「はい、結晶の核。真ん中のものが出来てからどんどん成長していきますので、それが出来やすかったのが兎の毛だったと。」
中島「なるほど。それで兎の毛だった訳ですね。」