たけのこ、菜の花、山菜、うどなど春野菜で特徴的なのは、苦みやえぐみ、香り。栄養たっぷりの新芽や若葉は、動物や虫から身を守るために苦みを備えています。この春野菜独特の苦味は、「植物性アルカロイド」という成分で、腎臓のろ過機能を向上させ、老廃物を体の外に出してくれる解毒作用の働きや、新陳代謝を促進する働きがあると言われています。
最近、みかけるサラダセロリ(ホワイトセロリ)はセロリの新芽。茎が細くシャキシャキとした品種でセロリほど香りは強くありませんが、ほんのりセロリの香りでスープやサラダの風味や見た目も華やかにしてくれます。
サーモンの代わりに、鰹など旬のものに変えてみてもいいですね。
【材料】(2人分)
サラダセロリ(ホワイトセロリ) 1袋(約35g)
サーモン(刺身用) 100g
玉ねぎ 1/2個
レモン 1/4個
塩 小さじ1/2
ブラックペッパー(あらびき) 少々
レモンの絞り汁 3/4個分(大さじ2)
オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
1.サラダセロリは洗って、水けをきり、3~4cmの長さに切る。サーモンはそぐように薄切りに。玉ねぎは薄切りにし、水にさらす。レモン1/4個はいちょう切りにし、3/4個は汁を搾る。
2.器に水けをきった玉ねぎを広げ、その上にサラダセロリを2/3量のせ、サーモンを並べる。残りのサラダセロリを盛り、レモンを散らす。
3.2の全体に塩、ブラックペッパーを振り、レモン汁をかけ、オリーブオイルを回しかける。よく混ぜて完成。
参照:
ヱスビー食品 サラダセロリとサーモンのサラダ安井食品 食のコラム