秋の気配はいつから 北陸2週間天気と気温
9月になりましたが、暑い日が続いています。昨晩から前線が南下して大雨になった所もありました。いつもの年ですと前線が南下するごとに大陸から乾いた涼しい空気が入ってきて秋らしくなりますが、今年はちょっと違うようです。新潟の10月中までの気温予想と北陸地方のこの先2週間の天気をまとめました。
前半は、短い周期で天気は変わる
前半は、日本海の北を低気圧が次々と通過して前線が通過する見込みです。4日(木)と5日(金)は台風の影響もあり雨で、6日(土)と7日(日)は高気圧に覆われて晴れる所が多い見込みです。8日(月)~10日(水)は前線の影響で再び雨の所が多いでしょう。前線が通過しても気温は下がらず、6日(土)頃から熱帯夜の所は少なくなりそうですが、真夏日はまだ続きそうです。
後半は、前線が停滞・台風の予想も
後半は、前線が停滞して台風の接近も予想されています。台風が前線を刺激して大雨の恐れもありますので最新の気象情報に注意してください。熱帯夜はほぼなくなりますが、真夏日はまだ多くの地点で続きそうです。
秋の気配は、9月の下旬?
新潟の10月中旬までの日平均気温の予測です。
網掛け部分は実績です。平年より高い傾向は続きます。9月の中旬ごろまでは、平年より5度程度暑い日もありそうですが、それ以降は、暑くても平年より2度位で済みそうで秋の気配が感じられるでしょう。
※日平均気温とは
毎正時(1時~24時)の気温を平均したもの
台風の傾向は
例年に比べ1ヶ月程度遅れた進路をたどりそうです。例年9月は直接本州に向かう進路ですが、今年は太平洋の高気圧が強く九州に接近する進路になりそうです。10月になっても、日本の南を通過する進路にはならず、海水温が高いため強い台風が本州に接近する進路になりそうです。台風情報に注意してください。
9月1日は防災の日でしたが、各自の準備は
9月1日は、防災の日 各地で防災訓練が行われました。災害が起こると発生後3日位は支援体制が整わないため各個人での準備が必要と言われています。水や食料は、特別に用意するのではなく日常に使っているカップ麺やレトルト食品を普段使いよりも多く買い置きして古いものから使っていく、ローリングストックをする事がよさそうです。