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北海道付近には日本海から低気圧を伴った気圧の谷が近づきます。この気圧の谷に向かって、上空1500m付近には7月上旬並みの暖かく湿った空気が流れ込み、北海道付近は大気の状態が不安定となります。全道的に厚い雲に覆われ、道南方面では朝から、道央や道北も昼頃には雨が降り出し、道東方面でも夜には雨となるでしょう。

発達した雨雲の影響で、局地的に雷を伴って短い時間に降り方が強まる恐れがあります。落雷や急に吹く強い風や、ひょうなどを伴う可能性もあります。通勤、通学の際は雨が降っていなくともしっかりとした傘を持って出かけるのがよさそうです。

なお、先日9日～10日も各地で雨となり、局地的に大雨となった所がありました。地盤が緩んでいる可能性もありますので、中小河川の増水や低い土地の浸水のほか、土砂災害などにも注意が必要です。