きょう18日の花粉情報　西から天気回復で大量飛散の所も　対策は万全に(気象予報士久保　智子 2023年03月18日)

きょう18日の花粉情報　西から天気回復で大量飛散の所も　対策は万全に

日本気象協会本社

久保　智子

公開：2023年03月18日07:42

きょう18日(土)は、九州は雨がやんで次第に晴れるため、花粉の飛散が「非常に多い」予想。四国から東海も、午後は雨のやむ所が多いので注意が必要です。スギ花粉に加えて、ヒノキ花粉の飛散も多くなっています。しっかりと対策をしてお出かけください。

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九州ではヒノキ花粉が「非常に多い」予想
今月末にかけて、ピークが続く

九州ではヒノキ花粉が「非常に多い」予想

きょう18日(土)は、前線を伴った低気圧が日本の南岸を東北東へ進む見込みです。

九州の雨は次第にやみ、晴れてくるでしょう。このため、花粉の飛散は「非常に多い」予想です。四国や中国地方、近畿、東海でも、午後は晴れ間の出る所が多くなりそうです。「やや多い」や「少ない」予想でも、油断しないで、対策をしてください。東北は次第に雨が降りますが、雨が降るまでは、飛散が「非常に多い」所があるでしょう。

九州では、ヒノキ花粉の飛散が「非常に多い」予想です。西日本では、スギ花粉に加えて、ヒノキ花粉の飛散が多くなっています。ヒノキ花粉で症状の出る方は、万全な対策が必要です。

今月末にかけて、ピークが続く

西日本では、まもなくスギ花粉のピークは終了する見込みですが、今年は飛散量が多いため、ピークが過ぎても油断はできません。ヒノキ花粉も西日本ではすでに飛散している所が多く、これから4月中旬にかけて、各地でピークが続くでしょう。

東日本では、3月末にかけてスギ花粉のピークが続く見込みです。関東など、ヒノキ花粉の飛散が増えている所もありますので、3月下旬はスギ花粉とヒノキ花粉のどちらにも注意が必要です。

これからお花見のシーズンとなりますが、マスクやメガネなどで対策をしっかりとしてお出かけください。