18日まで近畿は残暑厳しい シルバーウィーク後半(19日~)は暑さ収まり秋らしく
近畿地方では、明日11日は一時的に暑さが収まりますが、12日(金)から18日(木)にかけては、9月中旬とは思えない厳しい残暑が続くでしょう。万全の熱中症対策が必要です。シルバーウィーク後半(19日~23日)はようやく夏の暑さが収まり、秋らしくなるでしょう。
明日11日は暑さ収まるが一時的 12日以降は猛暑が復活か
今日10日は、雨の降り出しが早い近畿北部を中心に暑さが収まるでしょう。
明日11日は、広く雨が降るため、各地とも気温の上がり方が鈍く、最高気温は30℃前後の見込みです。
ただ、12日(金)は日差しが戻ってまた厳しい暑さが戻ってきます。17日(水)にかけての最高気温は33℃前後の所が多く、大阪市や京都市、奈良市では35℃近くまで気温の上がる日が多いでしょう。豊岡市では、13日(土)は35℃が予想され、猛烈な暑さとなる見込みです。
湿度が高く、熱中症の危険性が高い状態が続きます。学校などでは、秋の運動会に向けて屋外で活動する機会が増えてくるかもしれませんが、万全の熱中症対策を行い、無理のないように進めてください。
シルバーウィーク後半(19日~23日)は雨を境に秋らしい気温に
18日(木)から19日(金)にかけて、秋雨前線が近畿地方を北から南へと通過する見込みです。
18日(木)は近畿北部を中心に雨が降り、19日(金)は中部と南部で雨が降るでしょう。この雨を境に秋の空気が流れ込みやすくなり、長く続いた夏の暑さが一段落する見込みです。
その後、秋分の日の23日(火)にかけて、最高気温は30℃前後の所が多く、最低気温は25℃を下回り、内陸部を中心に20℃近くまで気温が下がる見込みです。大阪市でも熱帯夜から解放され、夜風が心地よく感じられるでしょう。
ただ、このまま順調に秋がやってくるわけではなさそうです。
昨日9日、気象庁から「長期間の高温に関する全般気象情報」が発表されました。この先1か月程度は暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温の高い状態が続く見通しです。
残暑が戻る日はまだありそうなので、農作物や家畜の管理、熱中症対策などの健康管理に十分注意が必要です。
そしてまだ台風シーズンが続きます。
日本の南の海上で熱帯低気圧や台風が発生すると、予報が大きく変わる可能性があるため、最新の情報を確認するようにしてください。