今日16日は京都で今年61日目の猛暑日 近畿は来週にかけてようやく季節が前進
近畿地方では、今日16日は真夏のような暑さとなり、大阪市や京都市などで年間猛暑日日数の最多記録をさらにのばしました。18日(木)まで残暑が厳しいものの、来週にかけて夏の暑さは次第に収まり、季節が秋へと前進するでしょう。
今日16日 近畿13か所で猛暑日 大阪・京都など年間猛暑日日数の最多記録のばす
今日16日は、太平洋高気圧が本州付近へ張り出し、近畿地方は強い日差しが照り付けて、真夏のような暑さになりました。近畿で気温を測っているアメダス64か所のうち、13か所で最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。京都市の最高気温は36.7℃で、全国で最も高くなりました。(※)
今年に入って、京都市は61日目、大阪市は45日目、奈良市では51日目の猛暑日となり、年間猛暑日日数の最多記録をさらにのばしました。
昨年までの記録は、いずれも2024年で、京都市は54日、大阪市は41日、奈良市は47日です。
※今日16日の最高気温は、16時00分までの速報値。
18日(木)以降 秋雨前線が南下し、秋の空気が流れ込む日も
18日(木)~23日(火・秋分の日)にかけての予想天気図です。
この先は秋と夏の空気を分ける秋雨前線が南下し、近畿地方にも北から秋の空気が流れ込む日が出てくるでしょう。
今日16日をピークに、夏の暑さは日ごとに収まる見込みです。20日(土)は彼岸の入りですが、彼岸の頃には朝晩を中心に秋らしさを感じられる日が出てくるでしょう。
18日(木)まで残暑厳しい 19日(金)から暑さはしのぎやすく
最高気温、最低気温の予想です。23日(火・秋分の日)にかけて、気温は日ごとに下がる傾向です。
ただ、18日(木)までは湿度が高めで、近畿の中部と南部を中心に残暑が厳しいでしょう。万全の熱中症対策が必要です。
19日(金)~20日(土)は、前線上の低気圧が通過する影響でくもりや雨の所が多くなり、気温の上昇は抑えられるでしょう。
21日(日)以降は、秋雨前線が南下して不明瞭となり、北から秋の乾いた空気が流れ込む見込みです。日中日差しが出ると30℃くらいまで気温の上がる所はありますが、朝晩はこれまでよりも気温が下がり、秋らしさを感じられるでしょう。
内陸部では、朝晩は一枚、羽織るものが欲しいくらいになりそうなので、準備しておくとよさそうです。