きょう10日、九州北部では24時間降水量が400ミリを超えて、経験したことのないような大雨になっています。災害の危険性が極めて高くなっています。命を守るために最善を尽くしてください。
24時間降水量 観測史上最も多い400ミリ超
きょう10日、梅雨前線が対馬海峡付近に停滞し、前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州北部は繰り返し猛烈な雨や非常に激しい雨が降り続いています。
10日午前10時現在、24時間降水量の日最大値は福岡県添田町の英彦山で423.0ミリ、久留米市の耳納山で402.5ミリとなっており、24時間で400ミリを超える記録的な大雨になっています。添田町の英彦山では1988年の統計開始以降、久留米市の耳納山では1976年の統計開始以降、観測史上最も多く、24時間で初めて400ミリを超えました。
過去の大雨を上回る経験したことのないような大雨になっています。災害の危険性が極めて高くなっているため、ただちに身の安全を確保してください。