週間　台風13号次第に北上　厳しい残暑まだ続く(気象予報士小野　聡子 2019年09月02日)

週間　台風13号次第に北上　厳しい残暑まだ続く

日本気象協会本社

小野　聡子

公開：2019年09月02日11:33

きょう2日、フィリピンの東で台風13号(レンレン)が発生。今後、次第に北上し、週の中頃は沖縄や奄美は荒れた天気や大しけの恐れ。本州付近も前線や湿った空気の影響を受けて曇りや雨の日が多いでしょう。厳しい残暑はまだ続きそうです。

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あすの天気　あちらこちらで激しい雨
あさって以降　沖縄は荒れた天気に
台風の卵が次々と　今後の動きに注意

あすの天気　あちらこちらで激しい雨

あす3日は九州や四国は大体晴れるでしょう。中国地方や近畿は雲が多いですが、晴れ間もありそうです。東海や関東も昼頃まで晴れるでしょう。ただ、午後は九州から関東の広い範囲で大気の状態が不安定となり、変わりやすい天気になりそうです。あちらこちらで局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。お出かけには傘をお持ちください。北陸や東北南部は前線が停滞し、曇りや雨でしょう。北海道はおおむね晴れる見込みです。

あさって以降　沖縄は荒れた天気に

きょうフィリピンの東で発生した台風13号は、今後北上し、あさって水曜日には沖縄の南に進む見込みです。南西諸島では次第に曇りや雨となり、大荒れの恐れもあります。またこの先も本州付近に前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。西日本から東日本は曇りや雨の所が多くなりそうです。木曜日から金曜日にかけて、前線上の低気圧が北海道に進む見込みです。また、九州から関東を中心にこの先も30度以上の真夏日の所が多いでしょう。残暑はまだまだ続きそうです。