不安定の要因は“寒冷渦"
大気の状態が非常に不安定になる要因は上空に寒気を伴った低気圧“寒冷渦"が日本に近づくからです。上空およそ5500メートル付近に氷点下21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込むためです。一方、地上では低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込みます。このため、低気圧や前線の周辺では雨雲が発達しやすく、日本海では海上竜巻などが発生する恐れがあります。
◆防災上の注意点まとめ
急な強い雨、落雷、竜巻などの激しい突風に要注意です。また、雹が降る可能性もあります。農作物やビニールハウスなど農業施設への影響も想定されます。ご自身の今いる場所に雨雲が近づいているかなどの詳細はtenki.jpのサイト内の「雨雲の動き」で確認することが出来ます。