9月1日午後9時、小笠原近海で台風10号が発生。中心気圧は1000hPa、南西へ1時間に10kmの速さで進んでいます。今後台風10号は、海面水温の高い海域を進むため、発達しながら北西へと進む見込みです。5日土曜日午後9時には非常に強い勢力で、南大東島近海に達し、6日日曜日には非常に強い勢力を維持した状態で西日本にかなり接近する恐れがあります。
非常に強い勢力で、日本列島に上陸した台風といえば2年前の
2018年9月の台風21号です。
この時は、近畿地方を中心に広い範囲で暴風が吹き荒れ、関西国際空港では観測史上1位となる最大瞬間風速58.1メートルを観測。大阪湾を中心に潮位が急上昇し、関西国際空港の滑走路や駐機場が広域にわたって浸水する被害が出ました。
今回も非常に強い勢力で接近・上陸するとなれば同等クラスの被害が想定されます。