土星 肉眼でも十分に見られる 望遠鏡があれば「環」の様子も
今夜、南~南西の空で上弦の月と土星が接近。日が沈んで空が暗くなってくる今夜6時過ぎから見えはじめます。特に観測しやすい時間帯は「今夜7時頃から9時頃(全国共通)」です。夜10時以降は高度を下げて、西の地平線に沈んでいきます。
土星は、クリーム色の天体で、明るさは0.4等級。金星などと比べると光が弱いですが、肉眼でも十分に見ることができます。さらに、双眼鏡を使うと、環の明るさも捉えられるため楕円形に見えて、天体望遠鏡があれば、あまり高い倍率のものでなくても環をはっきりと観察することができます。
なお、月&土星の左側には火星(7月に地球に大接近した後も、まだまだ明るい)、右側には木星も輝きます。