13日(金)~19日(木) 前線の活動 活発な状態が続く
向こう一週間、日本付近に前線が停滞。南から暖かく湿った空気が続々と流れ込むでしょう。さらに、前線上に低気圧が発達して、通過する見込みです。
九州から東北にかけて断続的に雨。広い範囲で雨の量が多くなり、地盤の緩む所、増水する川が増えてきそうです。そのうえ、線状降水帯が発生して同じような所で集中的に激しい雨が降り、災害の危険度が急激に高まるおそれもあります。いざという時のために、持ち出し品や、避難場所、避難経路を改めて確認し、テレビやラジオ、インターネット等で気象情報や避難に関する情報をこまめに入手するよう、心がけてください。
また、周囲の物音がかき消されるほどの雨の音が数時間続く、裏山の斜面から小石がパラパラと落ちてくる、異常な音や臭いがする、といった「普段と違う」状況に不安を感じたら、指示を待たず、自主的に避難をすることも重要です。
なお、広く雨が降るため、気温の上昇はいくぶん抑えられるでしょう。ただ、湿度が高く、蒸し暑く感じられる所が多い見込みです。