奄美と沖縄 雨がいったんやんでも警戒を
奄美地方と沖縄本島地方では、暖かく湿った空気や気圧の谷の影響で線状降水帯が相次いで発生。奄美地方の与論町には大雨特別警報が発表されています。今日9日7時30分までの24時間雨量は、与論町で590.5ミリ、沖縄県国頭郡の東村で432.0ミリと、ともに観測史上1位の値を更新しています。
今後、雨がいったん弱まったり、やんだりしても、今日9日の夕方にかけてたびたび雨が強まるでしょう。局地的には1時間80ミリの猛烈な雨が降る予想です。災害の危険度が更に高まる恐れがあり、特に与論町では土砂災害や低い土地の浸水に最大級の警戒が必要です。
また、沖縄・奄美ともに、現時点で雨量がそれほど多くなっていない所でも、今後の雨雲の発達の度合いによっては、警報級の大雨となる可能性があります。
最新の気象情報に留意しつつ、慎重な行動を心がけてください。