8日頃は北海道で雨風強まり山は雪"初冬の嵐"注意 9日頃は台風22号が本州の南へ
北海道では8日に雨や風が強まり、9日はグッと冷える。標高の高い山は雪に。9日頃には台風22号が本州の南へ。進路次第では、関東などに影響も。その先、東北や北陸、関東は曇りや雨の日が多くなる。
前半:7日(火)~13日(月:スポーツの日) 北から寒気 南に台風
明日7日(火)は高気圧に緩やかに覆われます。日中は多くの所で晴れるでしょう。ただ、東北太平洋側や関東は、湿った東風の影響で雲が多く、所々で雨が降ります。
8日(水)は、前線を伴った低気圧が発達しながら日本の北へ。北海道は断続的に雨が強まり、北部を中心に風も強まるでしょう。交通に影響が出る可能性もあります。本州も急な雨や雷雨に注意が必要です。
9日(木)は、低気圧が日本の東へ進み、北から寒気が入るでしょう。北海道は所々で雨が降り、標高の高い山では雪に。「初冠雪」の便りが届くかもしれません。その一方で、台風22号が本州の南へと進んでくる予想です。
10日(金)から13日(月:スポーツの日)にかけて、北海道と、西日本は大体晴れるでしょう。東日本は雲が多めで、ザッと雨の降ることもありそうです。
台風22号 発達しながら北上 9日頃は本州の太平洋側に影響か
台風22号は発達し、次第に暴風域を伴うでしょう。進路を西から北、東よりへと変える予想です。
沖縄の大東島地方では、明日7日(火)から8日(水)にかけて、うねりを伴い波の高い状態が続くでしょう。
9日(木)から10日(金)は、紀伊半島から関東の沿岸部を中心に、雨や風の強まる所がありそうです。現時点では、まだ予報円が大きく、進む速度や進路の幅が大きい状況。今後も、最新の情報をこまめにご確認ください。
後半:14日(火)~19日(日) 東北~関東はすっきりしない天気
気圧の谷がたびたび通過します。
この影響を強く受けるのは、東北と北陸、関東で、曇りや雨の日が多くなるでしょう。雨の降り方が強まることもありそうです。
一方、北海道と、東海から九州にかけては、局地的には雨雲が湧くものの、連日のように日差しが届くでしょう。
気温は、北海道では日中も20℃に届きません。朝晩は10℃を下回る日がほとんどで、暖房が必要なほど冷えるでしょう。東北や北陸は日中の気温が22℃前後で、関東も25℃に届かない日が増えてきます。ようやく、秋の装いが活躍しそうです。
東海から西では、この期間も広く25℃を超えて、九州では30℃以上の真夏日も。それでも、朝晩は涼しくなってきますので、お出かけの時間帯に合わせて、服装で調節すると良さそうです。