29日まで低温 関東など晴れる所もヒンヤリ 服装注意 31日は全国的に本降りの雨
明日27日から29日にかけて、全国的に低温傾向に。晴れる地域も空気がヒンヤリと感じられそうです。31日は、ほぼ全国で本降りの雨。この雨のあとは、季節が少し戻ります。
週の前半 気温低下 「山で雪」の目安の寒気 関東北部や西日本の一部まで
明日27日(月)は、西高東低の気圧配置となるでしょう。北海道の南西部と北部は雨が降ったりやんだりで、夜は雪に変わる所が増えてきます。平地でも、積雪や路面凍結に注意が必要です。東北の日本海側や北陸は断続的に雨が降るでしょう。東北の太平洋側や関東から西の地域は広く晴れますが、北または西よりの冷たい風が強まります。全国的に、夜は朝よりも冷えますので、重ね着などで調節すると良さそうです。
明後日28日(火)から29日(水)にかけて、気温が平年を下回る所が多くなるでしょう。「山で雪」の目安となる寒気(上空1500m付近で0℃以下)が、関東北部や北陸から山陰付近まで南下する予想です。
北海道と東北は日本海側を中心に雨や雪。北海道に限らず、東北の山でも雪の降る所があるでしょう。また、関東北部の山や、北陸周辺から山陰付近にかけての山にも雪雲がかかって、「初冠雪」の便りが続々と届くかもしれません。関東以西の平地は、晴れても空気がヒンヤリ。日中も20℃に届かない所が多く、ジャケットなどの上着が活躍するでしょう。
30日(木)は全国で穏やかに晴れそうです。ヒンヤリ感も和らいで、過ごしやすくなるでしょう。
31日は本降りの雨 雨のあとは気温上昇
31日(金)は、一転して天気が崩れるでしょう。低気圧や前線が日本付近を通過するためです。
雨の範囲が西日本から東日本、北日本へと次第に移り、降り方が強まることもあるでしょう。沿岸部を中心に風も強まり、横なぐりの雨になる所もありそうです。局地的な大雨や、強い風によって、交通に影響が出る可能性もあります。
11月1日(土)と2日(日)は、雨雲が次第に離れて、西から晴れてくるでしょう。南からの暖かい空気が流れ込みやすく、気温は全国的に平年並みか高くなりそうです。福岡をはじめ、西日本では25℃近くまで上がる所もあり、北陸や東北でも20℃くらいまで上がるでしょう。北海道も15℃前後まで上がって、寒さが和らぎそうです。
気温の変動が大きく、体調を崩しやすい時期です。日々の服装選びは、慎重にすると良さそうです。