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秋に適したパジャマを選ぶ際は、素材はもちろん、生地の編み方や織り方に注目するのがポイントです。ここでは、秋に適したパジャマの素材と編み方・織り方をそれぞれ紹介します。

■秋のパジャマにおすすめの素材
秋のパジャマに適した素材はいろいろありますが、中でも人気が高いのがコットン（綿）のパジャマです。コットンはワタの種子からとれる繊維の総称で、中心部が空洞になっているところが特徴です。そのぶん通気性が良く、寝ている間に汗をかいてもベタつかないところが利点です。

一方で、空洞の部分に暖かい空気を溜め込んでおけるので、寝冷えも防げて一石二鳥です。柔らかくて肌触りもいいので、肌が弱い方も安心して着用できるでしょう。

汗をかきやすい人や、さらっとした着心地を重視したい人は、シルク製のパジャマを着るのもおすすめです。蚕の繭からとれるシルクは、さらさらとした肌触りと、高い吸湿性・放湿性を兼ね備えた天然繊維です。また、静電気が起こりにくい素材なので、夏に比べて空気が乾燥しがちな秋～冬にぴったりといえるでしょう。

■秋のパジャマにおすすめの編み方・織り方
秋のパジャマの編み方はパイルやスムース、織り方はダブルガーゼやネルなどがそれぞれ人気です。パイルは表面にループ（輪）のあるニット生地で、暖かい空気を取り込みやすいところと、ふんわりとした肌触りが特徴となっています。

スムースは表裏の区別がない両面編みで、真冬でなければ通年使えるオールマイティな編み方です。ダブルガーゼはその名のとおり、ガーゼを二重にして作ったもので、吸水性が高く、赤ちゃんの肌着にも使われるほど肌にやさしいところが特徴です。一方のネルは表面を起毛させた生地で、保温性が高く、昼夜の寒暖差が大きい秋に適した素材といえます。