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    39階建てタワマン火災 1人搬送 隣の住人...救助求め絶叫 マンションの防火対策は

    2024年01月18日18:54

    タワーマンションから激しく燃え盛る炎。

    その隣のベランダで、助けを叫ぶ人が...。



    18日午前9時半過ぎ、東京・荒川区南千住の39階建てのタワーマンションで火災が発生。



    警報が鳴る非常階段を下りる人たち。



    マンション内に設置されている送水管から、ホースが伸びているのが確認できる。



    火が出たのは5階の部屋で、この火災で男女2人が逃げ遅れたが、隣の部屋のベランダに移るなどして救助された。



    このうち80代の女性が煙を吸い、病院に搬送されたという。



    火は、火元の部屋のおよそ20平方メートルを焼いて消し止められ、上の階や隣の部屋に燃え広がることはなかった。



    一方で、海外で起きた高層マンションの事例。



    2017年、イギリス・ロンドンで起きたタワーマンションの火災。

    最上階まで炎に包まれ、72人が犠牲になった。



    そうした中で、今回起きた高層マンション火災。



    ほかの部屋に燃え広がらなかった理由について、元麻布消防署長の坂口隆夫さんは「(日本の)マンションは建築基準法・消防法で厳しく規制されてますから、火災が発生した住戸以外は延焼しない構造になっている。これは外国と違うところ」と指摘した。



    坂口さんによると、住居ごとに耐火構造の壁や床、天井で区画されて、ドアも防火扉になっているという。



    元麻布消防署長・坂口氏「11階以上の階には、消防法でスプリンクラーが義務設置となっている。火災のときには基本的に2方向避難が確保されている。隣のベランダとの間が隔板で仕切られていて、蹴破れば隣のベランダに避難できる」


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