台湾に4年ぶりに台風が上陸し、各地で被害が相次ぎ、44人が負傷した。
台風11号の影響で、南東部の台東市では木が倒れて車が壊れたり、海岸線の道路が崩れ落ちるなどの被害がでた。
台湾当局によると、南部と東部でおよそ3,700人が一時避難したという。
台湾の中央災害対策センターによると、3日の午後10時半時点で、通報された被害は732件あり、44人が負傷したとしている。
3日に予定されていた国内線はすべてキャンセルされるなど、交通機関にも大きな影響がでたという。
台風11号は、4日未明に台湾海峡に抜けたが、5日までは、強い風と大雨の影響が続くとみられ、台湾当局は警戒を強めている。