愛媛県八幡浜市の住宅街に24日朝にイノシシが出没しました。午後5時時点でケガ人などの情報は入っていません。専門家はもし遭遇した場合は近寄らず刺激しないことが大切と呼びかけています。
24日午前7時15分頃に捉えられた映像に映っているのは1頭のイノシシ。たてがみを揺らしながら道路をゆっくり歩いています。音声には「やばい…やばいよね」と緊張する声も。この場所は八幡浜市保内町。撮影した目撃者は…。
目撃者:
「一瞬『え?なに?』って思ったんですけど、よく見たら動いてて顔を見たらイノシシだったので、どうしようと思いましたね」
イノシシが目撃されたのは住宅街。近くには小学校や幼稚園もあり、目撃した人は不安を感じていました。
目撃者:
「子どもたちが走って逃げたとき追いかけたりするのかなと思って、ちょっと怖いですよね」
警察などによりますと、24日午後5時時点でイノシシによるケガ人の情報は入っていないということです。目撃されたイノシシについて専門家は…。
NPO法人西条自然学校・山本貴仁理事長:
「子どもではなくて大人のイノシシですね。成獣でたぶんオスですね。たてがみを立てているので興奮している状態だと思います」
愛媛県内では去年11月に松山市の住宅街にイノシシが出没。体当たりされたり噛まれたりするなどして4人がケガをしました。市街地でも目撃されるイノシシ。住宅地や農耕地でもし遭遇した場合は、近寄らず刺激しないことが重要ということです。
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