能登半島地震で被災した石川・輪島市の中学校の修了式が、近くの高校で行われた。
輪島市立輪島中学校は、校舎と体育館が3月22日現在も避難所として使われていることから、近くの輪島高校で修了式が開かれた。
永草正彦校長は、石川・白山市に集団避難している1、2年生70人とともにリモートで参加し、地震により、家族や友達らと離れ離れになることを余儀なくされている生徒たちにねぎらいの言葉をかけた。
永草正彦校長「家族と離れ、友だちと離れ、不自由な生活の中でも、こうしてみんな、よく辛抱しよく耐え、きょうの日を迎えることができました」
集団避難している生徒は、22日午後、避難先の石川・白山市を出発し、まもなく2カ月ぶりに故郷に帰ることになる。