能登半島地震から3週間を迎え、これまでに亡くなった人は232人、安否がわからない人は22人になっている。
地震の影響で運転を見合わせているJR七尾線では、運転再開の区間が拡大された。
JR西日本は、地震の影響で取りやめていたJR七尾線の七尾駅から羽咋(はくい)駅までの運転を、22日から再開させた。
これにより、七尾駅から金沢駅までの行き来が可能になり、利用客からは安堵(あんど)の声が聞かれた。
利用客「主要な道路も混雑したりしているので、車でこの間は通勤していたが、(電車が)再開してくれてありがたい」、「電車が1本増えるだけでも全然生活変わるからうれしい」
JR西日本 金沢支社七尾鉄道部・江下喜久夫部長「レールを1本につなげることが、石川県にとって鉄道にとって1つの復興と考えているので、しばらくお待ちいただきたい」
一方、運転の見合わせが続く七尾駅と和倉温泉駅の間は、2月中旬の再開を目指して復旧作業が進められている。