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    【記録的大雨】「こんなひどい雨は70年近く生きてますけど、ちょっとあまり体験しない雨」北海道北部豊富町では24時間降水量が175.5ミリ「観測史上一番の大雨」豊富町と天塩町で約670人に避難指示発令

    2025年08月26日21:31

    北海道は、前線を伴った低気圧の影響で、北海道北部を中心に記録的な大雨になっている。

    道路冠水や浸水も相次いでいて、8月27日にかけて厳重な警戒が必要だ。

    豊富町では道路冠水 道北中心に大雨

    「町内では道路が冠水していて、濁った水で路面が全く見えなくなっています」(中村真也記者)

    8月26日、午後の豊富町。

    あちこちで冠水が発生し、ひざ下まで浸かりながら、歩く人の姿も―

    「大丈夫ですか?」

    「車が出られないので、自分の車を安全な所に置いて迎えを頼んだところ」(豊富町民)

    約670人に避難指示を発令

    また、町内にあるホテルでは、水が建物に迫り消防隊員らが土のうを運び、少しでも浸水を防ごうと対策をしていた。

    24時間降水量は豊富町で175.5ミリと、観測史上一番の大雨となったほか、幌延町で104ミリと北海道北部を中心に大雨に見舞われている。

    豊富町と天塩町では、土砂災害の危険が高まっているとして、約670人に避難指示を発令。

    合わせて53人が避難している。

    「こんなひどい雨は70年近く生きてますけど、ちょっとあまり体験しない雨ですね。家にいるのは危ないのかなと思って」(避難した人)

    このほか、幌延町と礼文町でも自主避難所が設けられている。

    JR運休で代替バス運行

    交通への影響も広がっている。

    JR宗谷線は音威子府・稚内間で運転を見合わせ、特急4本を含む8本が運休した。

    このため、旭川・稚内間では、バスによる代行輸送が行われた。

    道内は、8月27日夕方にかけて、さらに120ミリから150ミリの雨が降る予想で、日本海側北部とオホーツク海側北部は大雨による土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要だ。

    【記録的大雨】「こんなひどい雨は70年近く生きてますけど、ちょっとあまり体験しない雨」北海道北部豊富町では24時間降水量が175.5ミリ「観測史上一番の大雨」豊富町と天塩町で約670人に避難指示発令
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