
松江市にある島根県立美術館は9月4日から臨時休館することを発表しました。
理由は館内の空調設備の不具合としていますが、詳しいことはわかっていません。
島根県立美術館によりますと3日午後、館内の空調設備に異常を知らせる警報が鳴り温度と湿度の管理ができなくなっているということです。今のところ故障の原因など詳しいことは分かっていません。
また、館内に展示されている美術品への影響については確認中だということです。
島根県立美術館は松江市の宍道湖岸に26年前に開館。
絵画や彫刻など約7千点を収蔵し年間約25万人が訪れる人気施設です。
臨時休館1日目の4日は、朝から設備の点検作業が進められているということですが、美術館では、今のところ開館の目途は立っていないとしています。
この臨時休館で、県立美術館を会場に5日開幕予定だった松江市民美術展が急遽、中止となりました。松江市民美術展は今年で53回を数える松江市恒例の美術展で、今年の出品作品200点余りはすでに県立美術館に搬入されていて、4日最終の展示作業が行われるはずだったということです。