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    【WeekenDどう?】炎天下の車内は灼熱!中に放置は危険…快適温度に下げるテクニックなど伝授

    2025年08月08日09:21

    毎週木曜日にお伝えする新コーナー「WeekenD どう?」です。
    8月8日からの金土日、週末のお出かけヒントを外の様子も交えてお伝えします。

    岡本楓賀アナウンサー:
    松江市のTSK本社の駐車場からお伝えします。きょう(8月7日)は二十四節気の立秋、暦の上では秋となります。さて、来週はお盆。長期のお休みにふるさとや行楽地へロングドライブという方もいらっしゃると思います。そこで、きょうお伝えするお出かけのヒントはこちら、『ドライブの暑さ対策』です。

    岡本楓賀アナウンサー:
    うわ!熱い…。

    連日の猛暑、屋外に停められた車の中はあつあつです。
    サーモグラフィーの映像では、室内温度25℃の車を気温35℃の炎天下に置くと、室内の温度はわずか5分で10℃上昇、さらにダッシュボードの温度は55℃前後に…。そして室温は約1時間で50℃近くにまで上昇。「サウナ」並みの危険な暑さです。
    いち早く車内の温度を下げるには…。
    安全運転のプロ、JAFのスタッフにポイントを聞きました。

    JAF島根支部・伊藤昇さん:
    車内の空気の入れ替えがポイントになってきます。

    ポイントは「空気の入れ替え」、実際に手順を教えてもらいました。

    JAF島根支部・伊藤昇さん:
    まずは、窓が締め切っているので全開にしていただきたいと思います。

    窓を全開にして、エアコンを「外気導入」に。
    温度は最低、風量は最大に設定して、2~3分間走行したら窓を閉め、エアコンを「内気循環」に切り替えます。
    JAFの実験では、この方法で55℃だった車内の温度が5分ほどで28℃まで下がりました。

    JAF島根支部・伊藤昇さん:
    エアコンをつけていても水分は失われておりますので、こまめにに水分補給、休憩をしてドライブしていただけたらと思います。

    岡本楓賀アナウンサー:
    ここで問題です。温度が上がる車内に放置すると危険なのは、次のうちどれでしょうか?
    1.モバイルバッテリー
    2.乾電池
    3.アルコール消毒液
    4.制汗スプレー
    5.ボールペンで書いたメモ用紙

    岡本楓賀アナウンサー:
    実は、全て危険です。モバイルバッテリーは、発火事故が急増しています。
    乾電池や消毒液も発火の恐れ、スプレー缶は破裂の恐れがあります。
    そして、5番のメモ用紙、危険というわけではないのですが、いわゆる「消せるボールペン」は、温度が60℃以上になるとインクが透明に変化します。
    筆跡が消えてしまう場合がありますので気を付けましょう。

    岡本楓賀アナウンサー:
    今週末の天気予報です。前線の影響で天気がぐずつきそうです。朝晩については良いのですが、昼間の気温は30℃超えといった日が続きますので、車内での暑さ対策、雨だからと油断せず対策をお願いします。「WeekenD どう?」金土日のお出かけのヒント、お伝えしました。

    【WeekenDどう?】炎天下の車内は灼熱!中に放置は危険…快適温度に下げるテクニックなど伝授
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