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    「あきらめかけてた夢」母が背中押す…集団避難の中3息子と再会 元気な姿に一安心も、将来は不安

    2024年01月29日20:15




    石川県輪島市から希望する中学生が白山市に集団避難して1週間あまり。避難してから初めて息子と再会した家族を取材しました。  



    白山市の駐車場で誰かを待つ家族。



    母:

    「おかえり、久しぶり~!」



    息子:

    「ただいまー」



    母:

    「元気におったかい?」



    息子:

    「元気よ」



    母:

    「元気そうで安心した」



    集団避難していた中学3年生の小住優太さんです。



    (Q.お母さんと久しぶりに会ってどうですか)

    中学3年・小住優太さん:

    「最近声しか聞けていなかったので顔を見られてうれしいです」



    父:

    「ちょっとひげ伸びたな」



    中学3年・小住優太さん:

    「伸びたね」



    優太さんは1月17日から白山市の施設で授業を受けていますが、家族も白山市の宿泊施設で避難生活を送っています。



    母:

    「お兄ちゃんと会えてうれしかったん」



    弟:

    「うれしい…」



    集団避難先の生活について聞くとー。



    中学3年・小住優太さん:

    「みんな今までと変わらず接してくれるので不安とかはもうないです。ちゃんと3食毎日あって栄養もあるので大丈夫です」



    息子の元気な姿に一安心。しかし、先のことを考えると不安はつきません。



    母:

    「今は2人とも仕事が休業になってしまったのでちょっと経済面でいうと厳しい状態になってくる。働き先もこれから輪島でどれだけ働き口があるかもわからない。子供たちが、その後、進路を変えて夢をあきらめるんじゃないかということが一番心配に思っています」



    中学3年・小住優太さん:

    「将来医療系の職に就きたいと思っていたんですけど、お母さんの話を聞くまでは俺もあきらめて他のことをしたほうがいいのかなと考えていたんですけどお母さんの話を聞いたらもうちょっと頑張ってみようかなと思えました」



    母:

    「自分たちができることから親子で話し合いながらやれたらいいね」



    中学3年・小住優太さん:

    「うん」



    中学生の集団避難は3月末まで続きます。


    「あきらめかけてた夢」母が背中押す…集団避難の中3息子と再会 元気な姿に一安心も、将来は不安
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