【3月23日】西の空で、幻想的な細い月と木星が接近
日の入り間もない西の空で、ほっそりとした月と木星が寄り添います。新月を過ぎたばかりの、繊細な月の姿を楽しみましょう。
【3月24日】「金星食」も見られる、三日月と金星の大接近
明るく輝く金星に三日月が大接近します。2023年注目の天体ショーで、ひときわ美しい光景となるでしょう。「金星食」が見られるのは、九州の南西部から南西諸島にかけての地域。月が沈む直前の現象となるため、視界が開けた場所から観察することが必要です。
【3月28日】上弦間近の月と火星が、空高く並んで輝く
20時頃の西の空で、赤い火星と半月が共演。火星と月が最も近付いて見えるのは29日0時頃です。背景に広がる「冬のダイヤモンド」と、火星・アルデバラン・ベテルギウスが形成する「赤い三角形」にも注目してみましょう。
・参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2023』 アストロアーツ
・参考サイト
国立天文台「東京の星空・カレンダー・惑星(2023年3月)」国立天文台「暦Wiki 月の運動は複雑」