バイクで高速道路を走る際に注意したいポイントを5つ紹介します。
■1.大型車両にはなるべく近寄らない
バスやトラックなどの大型車両の真後ろを走行していると、視界をふさがれて前方が見えにくくなります。
渋滞や事故などで突然前の車が急ブレーキをかけた場合、対応が遅れて追突してしまう可能性があるので要注意です。
また、大型車の横を並走していると、強い風圧を受けて車体が不安定になることがあります。
風圧に巻き込まれると大型車のタイヤに引き寄せられることもありますので、バスやトラックなどにはなるべく近寄らないようにしましょう。
■2.横風に注意
高速道路は開けた場所が多いため、横風が強く吹きやすい傾向にあります。
特にトンネルの出口や高い位置にある道路は風の影響を受けやすいと言われています。
バイクは自動車に比べると車体が軽く、風であおられやすいので、高速道路を走行中はニーグリップをしっかり行うことを心がけましょう。
■3.渋滞中のすり抜けは危険
高速道路で渋滞が発生している際、車と車の間をすり抜けるように走行するのは危険です。
場合によっては急な幅寄せや割り込みなどが発生し、接触事故に発展するおそれがありますので、渋滞中は自動車の列に沿って走行するようにしましょう。
■4.路側帯を走らない
道路に設けられている路側帯は、道路交通法第17条のもと、車両の走行が禁止されています。[注4]
バイクで車の左側をすり抜けるように路側帯を走行すると、通行区分違反となり、罰則の対象となるので注意しましょう。
[注4]
e-Gov法令検索:「道路交通法」■5.合流に注意
ICやSA、PAから本線に合流する際は、特に注意が必要です。
加速車線をいっぱいに使用して十分にスピードを出してから、本線を走る車を目視しつつ、慎重に合流する必要があります。
合流する際は本線のどの車の後ろにつくかをあらかじめ決めておき、加速後は本線を見ながら目当ての車の後ろについていくように合流しましょう。