新しい家に引っ越しをされたという方もいらっしゃるかもしれません。
地震の揺れで、高い場所から物が落ちてこないか、また倒れそうな家具がないか、出入り口を塞ぐおそれがないか、家の周囲に危険がないかなどを確認しておく必要があります。
まずは、大きな家具はできる限り置かないようにしましょう。
置いたとしても、ドアや避難経路をふさがないようにレイアウトを工夫するようにしてください。
家の中の家具の配置が決まったら、家具が正しく固定されているか確認を行っておきましょう。転倒防止の器具を設置していても、正しい使用方法でないと効果がないことがあるため、改めて問題ないかチェックしておくことが必要です。
棚の上など、高いところに物を置いておくと地震などの際に落下してきて危険です。上に軽いもの、下に重いものを収納するようにしましょう。
窓ガラスなどの大きなガラスには、透明の飛散防止フィルムなどを貼っておきましょう。カーテンを閉めておくだけでも飛散防止の効果がありますので、就寝するときにはカーテンを閉めるようにしましょう。
また、家の周囲にも危険がないか確認をしておきましょう。
例えば、不安定な瓦やアンテナなどがないか、ブロック塀は、土の中に30センチメートル以上の基礎部分がないものや鉄筋が入っていないものは危険ですので、しっかり補強を行う必要があります。
東京都防災ホームページから引用