素朴な疑問ですが、実はすでに「みかんの日」はあったのです。農林水産省と全国果実生産出荷安定協議会が11月3日を「いいみっか(ん)」という語呂合わせで、12月3日と合わせて年に2回「みかんの日」を制定していたのです。
そこで長いみかんシーズンを始まりから順々に旬を迎える柑橘類でアピールしよう、というオレンジロードが作られました。スケジュールは次の通りです。
11月3日は「みかんの日」で「恋するシーズンの到来」
1月14日は「いい予感」のする「恋愛成就のきざし」
2月14日は「バレンタインデー」に「愛を届けよう」
3月14日は「ホワイトデー」で「愛に応えよう」
4月14日の「オレンジデー」には「愛を深めよう」
愛媛の方だけあってなかなかロマンティックな物語ができあがっています。みかん生産者の方々は貿易の自由化にも負けていませんでした。オレンジに負けない美味しいみかんをたくさん作り出していったのです。ですから「みかんの日」から「オレンジデー」までたくさんの柑橘類が食べられるのです。どんなみかんが食べられるのか、気になりますね。ぜひ「愛のオレンジロード」のページを訪問してみてください。
「オレンジデー」は自分たちのみかんは自分たちで守ろう、と頑張った生産者の皆さんの愛と心意気が原動力になっているのです。種類豊富な柑橘をたっぷりと楽しめる私たちも幸せですね。
参照
愛のオレンジロード