米どころである、新潟県長岡市の銘菓です。越後というと、天武天皇の時代から上質な米を元にして、酒や菓子などが発展してきました。城下町のイメージも強くあるのではないでしょうか。近年ではウインタースポーツのメッカでもあり、雪の深さや質などが好まれています。その雪の儚さを餅菓子で表現したのが越乃雪です。越乃雪は安永7(1778)年に作られ始め、藩のお墨付きとして、贈り物用のお菓子として納められていたそうです。戦中も技術保存商品として認定を受けて、絶えることなく作り続けられてきた数少ないお菓子。日本三大銘菓のひとつとも言われています。寒ざらし粉に和三盆を配合し、独自の製法で時間をかけて作られます。はらはらと降り続ける粉雪のような見た目、そして見た目に違わず、スッと消えていくような繊細な味わい、雪の儚さを口にしている気分になるお菓子です。
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