高速道路でスピード違反をすると反則金と違反点数が科せられます。例えば、普通車で高速道路でスピード違反した場合の反則金、違反点数は次のとおりです。[注1][注2]
【普通車】
・1~14km/h超過:1点/9,000円反則金
・15~19km/h超過:1点/12,000円反則金
・20~24km/h超過:2点/15,000円反則金
・25~29km/h超過:3点/18,000円反則金
・30~34km/h超過:3点/25,000円反則金
・35~39km/h超過:3点/35,000円反則金
・40~49km/h超過:6点/6ヵ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金
・50km/h~超過:12点/6ヵ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金
高速道路でスピード違反をすると、39km/h超過までは交通反則通告制度に基づいて反則金と点数が加算されます。[注3]
一方、40km/hからスピード超過すると、6ヵ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金が科せられます。[注4]
反則金は行政処分なのに対して、40km/hを超過すると刑事処分として罰金に切り替わります。
■一般道と高速道路では反則金・点数の基準が異なる
高速道路の場合、40km/h超過すると6ヶ月以下の懲役、もしくは10万円以下の罰金が科せられるの対して、一般道は30km/hを超過した場合に6ヵ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金が科せられます。
また、加算される点数にも違いがあり、一般道は30km/h超過から6点が加算されます。
■高速道路は最低速度違反にも注意
高速道路は法定最低速度が50km/hに定められています。高速道路を最低速度を下回った場合は、6,000円の反則金と1点の違反点数が発生します。そのため、最低速度違反にも注意しましょう。
[注1]
警視庁:反則行為の種別及び反則金一覧表[注2]
警視庁:交通違反の点数一覧表[注3]
京都府警察:交通反則通告制度について[注4]
e-GoV法令検索:道路交通法