エプロンを洗濯する前にチェックしておきたいポイントを3つご紹介します。
■1.洗濯表示を確認する
ほとんどのエプロンは自宅で洗濯できますが、使われている素材によっては家庭でお手入れできないものもあります。
例えば肩紐や腰紐の一部に皮革が使われているものや、洗濯による色落ちが懸念されるものなどです。
これらのエプロンを自宅で洗うと、エプロンの風合いが変わったり、品質が劣化したりする原因となります。
初めてエプロンを洗うときはタグに印字された洗濯表示を確認し、自宅でお手入れできるかどうか確認しておきましょう。
洗い桶に数字やアンダーラインが引いてあるマークがある場合は、家庭用洗濯機で洗うことが可能です。[注1]
逆に、洗い桶に×マークがついているものは家庭用洗濯機で洗えないので、クリーニング店に持ち込む必要があります。
[注1]
消費者庁:「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規定の改正について」p5■2.色柄物は色落ち、色移りしないかチェック
色柄物のエプロンは、洗濯すると色素が落ちたり、ほかの衣類に色移りしたりする可能性があります。
特にエプロンを初めて洗うときは、目立たない部分に洗濯洗剤を付け、5分ほど経過してから白い布を当てて軽く押さえてみましょう。
白い布に何も付かなければそのまま洗濯してもOKですが、うっすらと色が付いた場合は色落ち、色移りの可能性があります。
色落ちが気になる場合は、クリーニング店でお手入れすることを検討した方が無難です。
色移りを防止したい場合は、ほかの衣類と一緒にせず、エプロン単体だけで洗濯しましょう。
■3.使える洗剤の種類を確認する
エプロンの洗濯には、一般的な洗濯用洗剤を使えば問題ありません。
ただ、つけ置き洗いに使用する漂白剤には塩素系と酸素系の2種類があり、塩素系漂白剤を使用するとエプロンの素材によっては色落ちする可能性があります。
無地の白いエプロンであれば、漂白作用の強い塩素系漂白剤がおすすめですが、それ以外は酸素系漂白剤を使用しましょう。