空気の乾燥が招くトラブルについてチェックしてみましょう。
まずは「肌のトラブル」。冬の寒暖差や空気の乾燥により、肌の水分が奪われることなどでカサつきが進み、健康な肌に保つためのバリア機能が低下して、肌の粉ふき・かゆみ・あかみ・吹き出物ができてしまうなどのトラブルに繋がります。季節の変わり目に基礎化粧品をより保湿の高いものにするなど、見直してみましょう。
次に、「風邪を引きやすい環境や体の状態」になることも。風邪の主な原因となるウイルスは、空気が乾燥していると、より飛び散りやすくなります。その上、乾燥によって鼻や喉の粘膜の防御機能が低下すると、風邪を引きやすく、体調悪化を招くことがあります。厚生労働省のホームページ内、インフルエンザに関するQ&Aにも、インフルエンザ予防のひとつとして、適度な湿度(50〜60%)に保つことが推奨されています。また、水分の摂取量が少ない傾向にある冬は「隠れ脱水」と呼ばれる症状になりやすいとも言われています。
◆出典:
厚生労働省ホームページ「インフルエンザQ&A」