流星群の中で、1月のしぶんぎ座流星群、8月ペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群を「3大流星群」と呼びます。これらの流星群は一時間あたりの出現数が40~50個と多く、灯りの少ないところであれば肉眼で見る事ができます。 ペルセウス座流星群がほかの二つの流星群と違うことはというと、夏に現れるということです。そんな当たり前のことを…と思われるかもしれませんが、夏は流星の活動が活発になるので、流星群に属さない「散在流星」も多く、ペルセウス座流星群の流星との見分けが必要になります。 どうやって見分けるかと言うと…。 ① 地球へ衝突する速度が速く、明るいこと ② 流星が流れた後に煙のようなぼんやりとした「流星痕」がみえること ③ 非常に明るい「火球」が生じ、その際に衝撃音が聞こえることがあること 以上の様な特徴があったら、ペルセウス座流星群の流れ星だと言えるでしょう。