日本では暦の上での夏である立夏が近づいていますが、冬の長いヨーロッパではようやく待ちわびた春がやってきます。ヨーロッパ(中欧・北欧)では伝統的に5月1日にこの春を祝い、その前夜である4月30日の日没から5月1日の未明までをヴァルプルギスの夜と呼んでいます。
このヴァルプルギスの夜は春を祝うだけでなく、ヨーロッパに古くから伝わる風習とあわせて、ドイツなどでは盛大なお祭りを行う1日となっています。そこで、今回は日本ではまだあまり馴染みのないヴァルプルギスの夜についてご紹介していきます。
ヴァルプルギスの夜は春を祝うヨーロッパのお祭り
ヴァルプルギスの夜にはヨーロッパのあちこちでかがり火が焚かれます
ヴァルプルギスはキリスト教の聖人である聖ワルプルガに由来します
ヴァルプルギスの夜を有名にしたゲーテの戯曲「ファウスト」を読んでみませんか