私たちの生活に被害をもたらす印象の強い台風ですが、実際、台風によってどれほどの被害を受けているのでしょうか。1991~2015年の過去25年間の台風被害について被害状況をランキングにしました。
※台風に見舞われると、人命にかかわる被害のほかにも、家屋の浸水、耕地・車両・船舶への被害など多方面に影響がでるため、正味の被害総額算出は難しいです。このためtenki.jpラボでは、このうち「住家の全壊・半壊・一部破損(以降、住家と呼ぶ)」の被害件数(※理科年表調べ)と支払保険金額(※一般社団法人 日本損害保険協会調べ)による被害状況を対象にしました。住家被害、支払保険金額ともに、1~3位までは同じ台風がランクインしました。さらにこの上位の台風について見ていくと、
台風に関するアンケート調査によると台風による被害としては比較的「水害」のイメージが強いという結果となりましたが、驚くべきことに、
台風被害の上位を占める主な原因は「大雨」よりも「暴風」によるものが多いという結果になりました。