関東甲信地方では、平年より2日早い6月6日頃に梅雨入りしました。
梅雨前線は6月上旬から下旬前半にかけて、西日本の南岸から東日本の南海上に位置することが多くなりました。このため、関東甲信地方は梅雨前線や湿った気流の影響を受けにくい日が多く、6月の月間日照時間は平年比135%とかなり多くなりました。
6月中・下旬は一時的に梅雨前線の活動が活発になり、大雨となった所もありましたが、梅雨空は長く続かず、1951年の統計開始以来最も早い6月29日頃に梅雨明けしました。関東甲信地方で6月に梅雨明けしたのは統計開始以来初めてで、異例の早さとなりました。また、梅雨の期間※は23日間で、1978年に並んで最も短くなりました。
なお、平年では関東甲信地方より早く梅雨明けする九州南部・北部地方、四国地方は、7月9日頃に梅雨明けが発表されました。
(※梅雨入りから梅雨明けまでの日数)
■今年の関東甲信地方の梅雨入りと梅雨明け(確定値)
https://tenki.jp/rainy-season/9.html