2023年のお天気トレンド第1位に輝いたのは「記録的猛暑」でした。
2023年の日本の夏は(6月~8月)は、統計開始以来、最も高くなり、各地で暑さに関連した様々な記録が更新されました。
最高気温40℃以上の「酷暑日※」を福島県伊達市梁川・石川県小松市で観測したほか、群馬県桐生市では年間の猛暑日日数が全国最多の46日に上りました。東京都心でも年間の猛暑日日数が22日、真夏日日数が90日と過去最多を更新しています。
最「低」気温の高さも顕著で、8月9日から10日かけては、日本海側の地域を中心に一晩中気温が30℃を下回らない「超熱帯夜※」を複数の地点で観測しました。中でも新潟県糸魚川市では、8月10日朝の最低気温が32℃という、驚異的な暑さを記録しました。
■群馬県桐生市 35℃以上の猛暑日日数46日目 国内歴代最多更新
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2023/09/19/25305.html■新潟県などで超熱帯夜 10日朝にかけて気温が30℃を下回らず
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2023/08/10/24656.html※酷暑日と調熱帯夜 ~日本気象協会が選ぶ 暑さに関する新しい言葉~
https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2022/08/02/31275.html<選考した気象予報士のコメント>
「東京都心の8月全日真夏日は観測史上初」
「8月下旬に札幌で30℃超えが続出」
「秋田などで月平均気温30℃到達や松江・境の2日連続日最低気温30℃以上も強烈だった」