いろいろな寒さ対策を紹介しましたが、やはり冬に頼りになるのはエアコン。電気代も気になりますが、エアコンの設定温度は何度にするのが良いのでしょうか?
環境省は、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すために、冬場は室温を20℃とすることを推奨しています。季節や住んでいる地域、部屋の大きさ、窓の有無、部屋の方角にもよるので、一概に設定温度は何℃が良いか決められませんが、実験をしてみました。
11月下旬の東京、外の気温は少々暖かい15℃程度、北向きで窓がある6畳の部屋で、設定温度20℃の暖房を30分間つけてみたところ、机の上で測った部屋の温度は21℃になりました。手元は寒くも暑くもなくちょうど良い温度でした。
足元の温度を測ると、20℃ぐらいで手元と比較すると1℃ぐらい温度が低く、足の寒さを感じました。足元の防寒対策をした上であれば、このままか、もう1℃ぐらい設定温度を下げてもよさそうです。
いろいろな条件を仮定して計算をしたところ、エアコンの温度を1℃下げると、1か月間に868円、5か月では4228円お得になるため、室温20℃を目安に自分に合った設定に調節してみてください。
参考
電気代高くない?エアコンの使い方次第でお得に?!電気代の計算方法と冬の節電のコツ!